「モダンうるし 金継ぎ講座」のご案内
日本人の物を大切にする気持から生まれた伝統工芸 ”金継ぎ” を学んでみませんか?
「金継ぎ(きんつぎ)」は「金繕い(きんつくろい)」とも呼ばれ、古くから伝わる陶磁器修理技法のひとつです。
器の割れや欠損などを漆で修理し、その上に蒔絵をほどこし 新たな景色(模様)を
楽しむという、日本人ならではの美意識と物を大切にする心がこもっています。
近年は海外でも注目されはじめた金継ぎを 基礎から勉強してみませんか。
※「モダンうるし」は新素材と漆を組み合わせた「田中漆芸」のオリジナルプログラムです。
2021年8月27日現在、金継教室で定員が一杯です。空きが出来るまでお待ちいただける方はご連絡をお願いします。このページ最後尾にオンライン申込フォームがあります。
会 費 ; 18,000円(6回)
材料費 ; 10,200円(初心者向けセット 一部、消耗品代も含みます。)
※ 初回のみ材料費が必要になります。 7回目以降の方、金継ぎ経験者で材料・道具をお持ちの方は、購入不要品のある場合があります。
定 員 ; 6名
内 容 ; 陶板を使った 初心者向けプログラム。
簡単な陶器の修理と蒔絵
※ 自分の道具、材料を個別購入されたい方は、講師にご相談ください。
金継ぎでの作品修理例 (2016年4月)
庭瀬陶芸工房で制作した磁器作品で割れてしまったものを金継ぎした作品です。
割れてしまった作品が自らの手で金継ぎして見事によみがえりました。
金継ぎでの作品修理風景 (2015年9月)
Before 磁器作品”セミの抜け殻”が破損しました。 上から物が落ちてきて脚が折れてしまいました。
修復作業中 複数の溶剤を利用して修復中です。小さな作品で接着面が狭く、強度も有る程度必要な上に、美観も求められる難しい作業です。
After お見事!割れたところがよく分からない状態に修復されました。接着した上で、割れ目の処理と色合わせを行っているので継ぎ目が分かりません。
修復した作品は庭瀬陶芸工房に常設しております。教室含めて、ご興味のある方は見学ください。
講師紹介
田中恵二(たなかけいじ)
1956年岡山市生まれ 香川県漆芸研究所 研究員課程 修了
漆芸・木彫工房 田中漆芸 代表
山陽新聞カルチャープラザ 講師
済生会カルチャークラブ 講師
公益社団法人 日本工芸会 正会員
2016年(平成28年)第59回日本伝統工芸展中国支部展で、田中恵二先生の作品(岡山県教育長賞受賞「堆漆茶器『淡月』」)が展示されています。(岡山会場(岡山天満屋)は終了しましたが、松江と広島でも展覧会があります。2016/06/01現在)
※水曜日1.3週AM10時~ 2021年8月27日現在、定員が一杯です。空きが出来るまでお待ちいただける方はご連絡をお願いします。
ご興味のある方は庭瀬陶芸工房までお問合せくださいませ。
お問合せは 庭瀬陶芸工房 086-728-5675 まで
(営業時間:1週~4週の火水土と1・2週の日9:30-16:30,[月・木・金・5週・祝日・定休日])
オンライン申込
※お申込いただいた後、庭瀬陶芸工房で定員を確認します。受講可能かどうかの回答は電話またはメールで連絡させていただきます。
※3日以内に連絡の無い場合は大変お手数で恐れ入りますが、改めて電話でお問い合わせください。